コレステロールの上限は設けられていないという事実
ひふみん
お肉や卵は、コレステロール が気になりますよね
結論から言うと、現在の厚生労働省の 「日本人の食事摂取基準」 では、食事で摂るコレステロールの上限を設けていません
コレステロールは脂質の1種です。卵黄や魚卵に多く含まれます。生活習慣病等の原因といわれるのは、たんぱく質と結びついて血液中に溶けている状態のものです。この値が高いと健康に悪いです。食事でコレステロールを摂るとこの値を上げるので、「コレステロールは避けるべき」といわれます。しかしコレステロール摂取量よりも、脂質の主成分「飽和脂肪酸」 のほうが影響が大きいのです。飽和脂肪酸を多く含むのは、肉の脂身、バター、パーム油(インスタント麺・ポテトチップス・冷凍食品などに使用)等です。赤身の肉や卵は栄養満点で、避けると逆効果となる場合もあります。
医師にコレステロールを控えるよう言われていない方にはおすすめの食材です。
参考:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/index.html
追記:厚生労働省により5年ごとに発表される。2010年版では、コレステロールの目標量は、成人男性は1日750mg未満、成人女性は1日600mg未満だった。しかし、2015年版では、コレステロールの摂取基準(目標量)がなくなった。 NIKKEI STYLE(健康・医療) https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXZZO07766690Z20C16A9000000/